代表東京都世田谷区代沢3-12-8 · Est. 2019
Dear reader,
白樺の森から生まれたブティック
Haruka Shiraneが初めて北欧の白樺林を歩いたのは、2015年の晩秋のことだった。フィンランドのラップランド地方、Rovaniemiから車で40分ほど北上した森の中で、彼女は白樺の幹が光を反射する様子をただ眺めていた。その静けさは、東京のセレクトショップで6年間バイヤーとして働いてきた自分が、ずっと探していたものだと気づいた瞬間だった。帰国後すぐに退職届を出したわけではない。2年間、週末ごとに素材の勉強をし、国内外の小さな工房を訪ね歩いた。
2019年の春、Vortex Birch Forestは小さなアトリエとして産声を上げた。最初の在庫はリネンのシャツ8枚とウールのストール4本だけ。初月の売上は思ったより少なく、Haruka自身が「これは続かないかもしれない」と日記に書いたほどだった。転機は同年の秋、長野の工芸フェアに出展したことだった。そこで出会った「紙工房 朔」の職人との縁が、現在のギフトボックスにつながり、口コミで客層が広がっていった。翌年、コロナ禍でオンラインへの移行を余儀なくされたが、それが逆に全国からのお客様との接点になった。
白樺の木は成長が遅い。でもその木材は密度が高くて、長持ちする。
— Haruka Shirane
代表 · Haruka...